学名 Crocus
科名 アヤメ科
草丈 10~15cm
耐寒性 ★★★★★(つよい)
耐暑性 ★★★☆☆(ふつう)
楽しみ方 鉢植、庭植、水栽培
日当たり 日なた
■特徴
春に花を咲かせるクロッカスは植えっぱなしでも毎年花を咲かせるほど丈夫なので、初心者でも育てやすい植物です。また、鉢植えや地植え以外にも、水栽培を楽しむこともできます。一般的には春に花を咲かせますが、中には秋に花を咲かせる品種もあります。
■栽培カレンダー
春咲き
秋咲き
■用土
土質は選びませんが、水はけのよい土が適しています。例:赤玉土(小粒)7 腐葉土3
市販の「球根の土」も利用できます。
■植え付け場所・置き場所
日当たりの良い場所を好みます。日当たりが悪いと花付きが悪くなるので注意しましょう。またクロッカスはある一定の低温にあたらないと花芽が付かないので、室内で栽培したい場合も12月いっぱいまでは戸外で育てて低温にあててから取り込むようにします。寒さには非常に強いので特に防寒を行う必要はありません。
■植えつけ方
鉢植えの場合、植え付けの間隔は3~5cmくらい、深さは3cmくらいの深さに植え付けます。
庭植えの場合、植え付け間隔は5~7cmくらい、深さは5cmくらいに植え付けます。
■水やり・肥料
水はやりすぎると球根が腐ってしまうおそれがあるので、土の表面が湿っている内は水を与えないようにしましょう。また花びらは軟らかく傷みやすいので、開花中は花に水を勢いよくかけたりしないように気をつけてください。肥料は球根を植え付けるとき、あらかじめ土の中にゆっくりと効くタイプの粒状肥料を混ぜ込んでおきます。花が咲くまで肥料はそれ以上必要ありません。市販の球根ならたいがい内部の栄養だけで花を咲かせます。花が咲き終わった後から葉が枯れて休眠するまでの間、1~2回液体肥料を与えます。
■花後の管理
花後は花がらを摘み取り葉が枯れるまでは水やりを続けます。基本的に植えっぱなしで花を咲かせますが、球根がたくさんできてきますので 2~3年に一度植え替えるとよいでしょう。植えっぱなしの場合、葉が枯れて休眠に入った後は水やりを一旦止めます。秋になり、涼しくなった頃から水やりを再開するようにします。掘り上げる場合、葉が枯れてきた頃に球根を掘り上げ、1ヶ月程度日陰で乾燥させます。その後はネットなどに入れ、風通しの良い冷暗所で保管してください。
0コメント