学名 Narcissus
科名 ヒガンバナ科
草丈 10~50cm
耐寒性 ★★★☆☆(ふつう)
耐暑性 ★★★☆☆(ふつう)
楽しみ方 鉢植、庭植、切り花
日当たり 日なた
■特徴
スイセンはチューリップに先駆け開花し、春の庭にはなくてはならない花です。花色は黄色や白色が主体で、チューリップやヒヤシンスと比べると多彩さに欠けますが、長い茎の先にうつむいたような、どこか儚げな一面をもった魅力的な花を咲かせます。
■栽培カレンダー
■用土
土質は選びませんが、水はけのよい土が適しています。例:赤玉土(小粒)7 腐葉土3
市販の「球根の土」も利用できます。
■植え付け場所・置き場所
日当たりの良い場所を好みます。日当たりが悪いと花が咲きにくく、花が終わった後も球根が太りにくいです。
■植えつけ方
鉢植えの場合、植え付けの間隔は2~3cmくらい、深さは球根の頭が少し隠れるくらいに植え付けます。庭植えの場合、植え付け間隔は10~20cmくらい、深さは5cmくらいに植え付けます。植え付け間隔を少し広くして数年間は植えっぱなしにするとよいでしょう。
■水やり・肥料
冬から春の生育期は水がたっぷり必要です。植え付けてから3ヵ月くらいは葉っぱが出てこないので、生長しているように感じられませんが、土中でしっかりと根は伸びているので、土の表面が乾いたら水やりをしましょう。肥料は植え付け時に元肥として緩効性肥料を少量与えます。
■花後の管理
花後は花を切り、葉が枯れるまで水やりを続けます。葉を切ってしまうと光合成ができなくなり、翌年花を咲かせる養分を作れなくなるので注意してください。3~4年は植えっぱなしで大丈夫ですが、球根が混み合ってきたら掘り上げます。掘り上げは葉が枯れ、休眠に入る7月頃に行います。葉や根を取り除き、ネットなどに入れて日の当たらない、風通しの良い涼しい場所で保管してください。
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