アマリリスの育て方

学名   Hippeastrum

科名   ヒガンバナ科

草丈   30~50cm

耐寒性  ★★☆☆☆(ややよわい)

耐暑性  ★★★★☆(ややつよい)

楽しみ方 鉢植、庭植、切り花

日当たり 日なた


■特徴

アマリリスは花径10~20cmにもなる大輪で色鮮やかな花を、すっと立ち上がる太い茎に咲かせます。1株でもインパクトがあり、鉢植えや花壇、あるいは切り花として利用されています。


■栽培カレンダー


■用土

土質は選びませんが、水はけのよい土が適しています。例:赤玉土(小粒)7 腐葉土3

市販の「球根の土」も利用できます。


■植え付け場所・置き場所

日当たりの良い場所を好みます。アマリリスは熱帯原産の植物なので、ある程度温度が上がってから植える方が安全です。


■植えつけ方

鉢植え・庭植えともに球根の上部が見えるぐらいの浅植えにします。植え付け間隔は20~30cmくらいとします。


■水やり・肥料

定植後すぐに水を与えると、根は急速に吸水して根腐れの原因となるので、10日くらいは水を与えないようにしてください。その後は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。秋に葉が枯れ始めたら、徐々に水やりを控えめにし、冬は完全に乾かします。肥料は植え付ける際にあらかじめ土にゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込んでおいて、芽が出てきたら液体肥料を10日に1回くらい与えるようにします。


■花後の管理

アマリリスの枯れてしまった花は1輪ずつ付け根から折って取る花がら摘みを行いましょう。花茎が枯れてきたら葉っぱを残して茎を元から取り除きます。葉っぱが黄色くなって枯れ始めたら、球根に栄養を蓄えられなくなった合図なので、冬越しの準備をします。根を傷つけないように球根を掘り上げ、手で土を落としてきれいにしたら、2~3日陰干しで乾燥させます。その後、もみがらやバーミキュライトなど通気性のよい用土を入れた箱の中で、5度以下にならないように管理しながら翌春4月まで保存します。冬場でも10度以上の気温を保てる暖地であれば、葉っぱは枯れないので土の中でそのまま冬越しが可能です。

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植物の育て方のポイントをお伝えします。

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